株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
以前、函館によく行っていたときに滞在先のホテルでいつも注文していたのが海鮮丼でした。早朝にね、函館市場のお店の人がルームサービスで運んでくれるんです、人気のお店だから結構な人数の注文を朝早くからピンポーンって運んでくれていたのが今も思い出すとほっこりします。
たしか、「すずや食堂」さんだと思うので函館に行く際はぜひ食べてください。価格相応の美味しさを約束しますね。
で、、思い出したのが、声を2回僕はこのお店でかけられました。
1回目は、、
「すいません、間違って他のお客の串があるのでとって良いですか?」
あぁ、、まぁ、、なんか、、これで終わってる感があります。
で、2回目は、、
「コロナなのでお店の扉を開放します。寒いなら言ってください。」
今は、、もう12月だぞ、、。
この2回です。
チンチロリンのような意味のわからない利益の取り方をするなら、この2回の言葉かけをもう少し変えるだけで、顧客は気分良く今の2倍のお金は使ってくれるはずです。
例えば、、
「瀬戸内産の車海老が入荷してますが、あと3匹でラストになります。1,500円ですが滅多に入らない産地なので食べられますか?」
と声をかけてくれれば、喜んでオーダーをするはずです。そして1,500円以上の価値を感じながら満足しながら食べているはず。少なくとも、わけのわからない企画とキャベツで1,000円以上支払うのとでは天と地ほどの差になります。
何が違うんだろうと集客を教える僕としては1つのテーマになった出来事です。
「瀬戸内産の車海老」の声をかけてくれるお店はやはり「食材」に感謝をしながら、価値をきちんと料理にリターンをしてお客に提供して行く、、そんな考えがあることを感じます。
でも、チャーン店になるとやはりそうもいかない理由もでてくる。
そもそも、社員教育自体、やっているのかどうなのかわからない。でなければ、あの2つの言葉が生まれることはない。ふと、大学生の時にした学園祭の飲食の真似事を思い出すような感覚だった。
でも、不思議なことも1つ思い出しました。
焼き鳥屋のチャーン店「大吉」
あのまた通いたくなる「あたたかい接客」の秘密は何だろう?と調べて行くと、、
大吉で長く盛業をしている店舗は、地元のお客様でカウンターから埋まっていくと言われています。それは「いらっしゃいませ」と店主が迎えると、お客様から「ただいま」と返事がくるような関係が築かれているから。大吉は接客マニュアルをあえて作りません。店主の「目くばり」「気くばり」「心くばり」が、その店の個性となるよう、あえて作らないのです。「やきとり大吉」は全国展開しているチェーン店としての信頼と、店主の個性が活かされている個人店の魅力で成り立っています。
なるほど、、、やはりそもそもの考え方が違うはずだね。
そして、理念がしっかりありました。
コロナの影響で飲食業界はすごく苦しい状況だと思います。でも、顧客はお金がないわけではない。ただ、以前より「本物の接客」を求めている人が多くなったと感じます。もちろん、美味しくて、接客も二重丸なら間違いないです。
逆に、食材も残念、接客も残念、、そんなお店はこれからの時代、大手であろうが、どこかでお客さんに見切りをつけられる、、、そんな風に感じます。
となると、、これからは「個人店」の時代が大きくやってくるかもしれないです。
あとは、安定した集客の仕組み。ここを作って行く必要があります。僕は集客のツールでLINEを教えていますが、飲食店でうまくLINEを活用しているところは、実はあまりありません。
月に3回ほどでも「ある仕掛け」をしてLINEを配信するだけで来店率は20%は伸びるのに、なぜかそれをしない。
LINE登録はさせているのに、その後のフォローアップがなく、いつの間にか新規顧客の獲得ばかりに意識を向けてしまう。本当は、1度来店されたリピート客の獲得に力を入れるだけでも年間通しての収益は大きく変わるんだけどね。
人は面白いもので、ちょっとしたことで「もう2度といかない」になりますが、逆に、、、ちょっとしたことですごく喜んでくれて「わざわざ来店」してくれる。
この流れをうまくLINEでつくってもらうとコロナの時代でも安定してリピートが生まれることはできるはず。
やっぱり、購入した食材がそのまま痛んで捨ててしまうことほど寂しことはないですからね。
今日は、1日がっつり教材の動画収録をして、最後にブログを書いています。
いい感じで購入者が増えていますが、やはりシステムの販売は使ってもらう→購入する。
この流れが鉄板なので、いかに触ってもらうかをこちらで工夫をして考える必要があり。これまでにも、いろんなサポート動画を収録をしていましたが、また今日も、同じような物をつくっていました。でも、これが無駄にはならないはず。システムよりもフォローアップの教材作成に膨大な時間を使っています。
もういいか、、のまだ先に、お客様の喜んでもらえることがあると思っています。
多分、100あるうちの、本当のやるべきことと正解は5つくらいだけど、、、それを教えてくれないのが神様で、結局、100あるなら、100やっていくしかないわけです。
また今日のブログも「串カツ屋」さんのネタになりましたが、我がフリ直せなので、僕自身も意識をしようと思います。
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