「メリット」を求めて人と繋がっているようにしか見えなかった。

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

本当の「信頼」とはなんでしょうか。
相手を信じる・・・って簡単に口では言えるけれども実はなかなかできないこと。

僕は起業当時、本当に苦労しました。
稼げなくて時間ばかりがあるとき、いつも「人」を観察していました。
「うまくいく人」を遠くからいつも観察していました。

 

でも残念なことにほとんどの人が「メリット」を求めて人と繋がっているようにしか見えなかった。
それはなぜだかわかるんです。

当時の僕自身が「メリット」を求めていたからなんです。

 

 

だから、全てがそのフィルターで見るようになりました。

あの人はなぜ「売れている人」ばかり紹介しているのか
あの人はなぜ「影響力がある人」にばかり贈り物をしているのか

そんなことばかりしか見えなくなっていたんですね。

 

そんなとき、ある人に出会うことができました。
「群れていない」
僕の印象でした。

そんな怖い生き方ができるんだ。
僕にとってものすごくカルチャーショック。
でも、心の底からあたたかったんです。

 

そして僕はコミュニティから離れることができました。
お付き合いしていれば「いいこと」があったのかもしれません。
でも、自分を騙してまでは生きていくことを辞めたんですね。

そして「今の僕」があります。
気がつけばたくさんの人に応援してもらい、たくさんの人に「ありがとう」をもらえるようになりました。

そして、たくさんの人に紹介していただけるようになりました。

 

 

僕がよく話すことがあります。

「本当に信頼していたら、裏切られても騙されてもいい・・・って思うんだよ。そこから信頼関係はスタートするからね。」

・「裏切られる」を受け入れる
・「騙される」を受け入れる

すると不思議なことに「信頼」が手に入るようになっているんです。
もちろん、そんな関係になれる人なんて人生において数人しかいないかもしれません。

相手を信じる
それは相手を信じる自分を信じることなんだよね。

 

 

※※※
自分は相手を疑いながら、
自分を信用せよというのは虫がよい話である
渋沢栄一