人間は万能の神でも仏でもない

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

「ありがとう」は
「ありがとう」をもらった人に
返すように教えられてきたわけです。

 

 

 

でもこれが「ひっかけ問題」

「ありがとう」を
「ありがとう」をもらった人に
返さなければならない、、、

となるとお互いがしんどいわけです。

 

 

「ありがとう」はもらって当たり前になると、
たまに「ありがとう」を言ってくれない人に
ザワザワしてしまうもの。

 

 

 

これが「キャッチボール」が起こす不具合。

だから「バケツリレー」にするわけです。

 

 

 

Aさんからもらった
「ありがとう」をBさんはAさんにではなく
Cさんに渡していくわけ。

それもCさんには
Aさんのことも話しながらね、、、

 

 

そして、DさんからEへ、、
さらにFさんからGさんへ、、、
となります。

 

 

これが回り回ってAさんのところには
Zさんからとても大きな「ありがとう」が
帰ってくるわけです。

 

 

僕はよく教え子にご飯を奢ってあげます。

そして僕に「ありがとう」
はいらないわけです。

 

 

 

これは自分の生徒さんにも
同じことをして返すだけでいいよ、、
という想いがあるから。

 

 

 

こんな思考が当たり前になると
「ありがとう」を求めない思考になります。

つまり「ありがとう」に執着がなくなります。

すると最後に面白いことに

以前より
多くの「ありがとう」が
なぜかやってくるのでした^^

 

 

 

※※※
人間は万能の神でも
仏でもないのですから、
人を完全に理解することもできないし、
良かれと思ったことで
人を傷つけることもあります。
そういう繰り返しの中で、
人は何かに許されて生きているのです。
瀬戸内寂聴