いつも笑っているのはそれ以上に泣いたから

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

ある深夜、何気に見ていたフェイスブック。

色んな人のタイムライン投稿を見ているうちに彼のタイムラインに。

そのとき偶然目に飛び込んだ彼の講演動画。

 

Yuichi Set at TEDxNayabashi 2014

一気に見ていた15分あまりの動画。

奇跡を本当に体験している話を彼はしていました。

 

 

僕も彼ほどではないが起業して何度も奇跡を体験して今に至ります。

彼の奇跡の話を聞きたい!!!

 

 

数日後、ある交流会に参加すると彼が会場にいました。

僕はわき目もふらずに話しかけました。

 

「ロッキーさんの話をしてくださいよっ!!!」

奇跡を体験している話を生で聞けた僕は感動でいっぱいでした。

 

 

後で知った彼が講演した「TED」のこと。

TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、アメリカのカリフォルニア州ロングビーチ(過去にはモントレー)で年一回、大規模な世界的講演会を主催しているグループのこと。

 

 

 

それから数か月また奇跡がおこりました。

全国を飛び回っている彼がたまたま京都に。

僕はランチ会で京都に。

 

 

また、点と点が結ばれました。

何も考えずに僕がした行動は

「時間があれば会いましょう!!」

だった。

 

 

「1時間くらいなら大丈夫だよ♪」

そして京都駅で会ったんです。

 

 

 

2回目なのになんともいえない懐かしい感じがしました。

話をしていくと僕の心がこうささやきました。

 

「あのことを聞いてもらいなよ」

「この人に聞いてもらう為に会ったんだろ」

 

 

気が付くと僕は誰にも話せなかったことを彼に話していました。

黙って聞いてくれた。

僕の話が終わった、沈黙が続いた後

「山ちゃん、それ数年前のオレだよ♪」

 

 

 

こんな話をすると嫌われると

こんな話をされると失望されると

そんな話をしたのに彼が言った言葉は

「山ちゃん、それ数年前のオレだよ。言ってくれてありがとね。」

 

 

クソ重たい何かがなくなった瞬間でした。

「もう、演じなくてもいいんだ。」

と心の底から思えた瞬間でした。

 

 

 

ふぅーーと深い息を僕が吐いたとき、彼が僕に言った言葉は

「山ちゃん、その話みんなの前でしようよ。講演会しよう。オレ、ずっと山ちゃんにオレなら何が出来るかって考えてたの。オレがゲストでいいからさ、講演会しようよ♪」

 

僕が彼を知ったのも偶然。

僕が彼の動画を見つけたのも偶然。

僕が彼と京都で出会ったのも偶然。

 

 

いくつもの偶然が奇跡となりました。

 

「自分に素直になり演じることを辞めた瞬間(とき)」

誰にも話せないことは誰だってある。

でもそれを笑顔で聞いてくれる人も必ずいる。

そんな小さなことなんて全部受け止めてくれる人がいる。

もう大丈夫。

もう演じなくてもいい。

もう誰に嫌われても怖くない。

 

 

 

人は知らず知らずのうちに演じてしまうことがあります。

しょうがないことだってわかっています。

でも、ソレじゃダメなんです。

 

笑いたくない時になぜ笑うんでしょう。

怒らなければいけないときに、なぜ黙っているんでしょう。

演じることをやめたとき

「怖くて怖くて」話せなかった話をすることができたとき

そのときあなたの目の前に現れるのは間違いなくあなたが思っていた景色と真逆の景色なんですね。

ちょうど2年前の11月のお話でした^^