幸運を引き寄せるチップの渡し方

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

彼は普通の人の5倍ほどのチップを渡していました。

その多めのチップを運転手に渡し、タクシーを降りるときにある一言を言うのです。

その一言とは……

「僕のあとに乗る日本人も、よろしくね」

元プロ野球選手でメジャーリーガーの新庄さんはプライベートの移動ではよくタクシーをこんな風に利用していたそうです。

 

 

僕は起業当初はタクシーなんて贅沢でとんでもない・・・

と乗ったことがありませんでしたが、お陰様で今はあり得ない距離までタクシーをお願いすることが少なくありません。

以前ランチ会で行った福岡でも

「こんな距離でタクシー乗る人いませんよ(笑)」

と笑われてしまったことがありました。

 

で、僕はタクシーに乗ると必ず一言運転手さんに話しかけるようにしています。

その時の対応でいつも「おつり」はチップで渡しています。

 

元気に話返してくれたり、あったかい感じの人には「チップ」を渡し、愛想がなくムスッとされている人には「おつり」を頂きます。

こうすれば、何か気がついてくれるかな・・・と僕は感じています。

そして自分がネガティブに感じる人には届かなくてもいいとも思っています。

 

元気に話返してくれたり、あったかい感じの人に「チップ」を渡すと

「好印象にすればイイことあるんだな。。」

と思っていただきこれから先、他のお客様にも同じことをしてくださるかもしれません。

 

「こうすればいいことあるんだな。。」

と人は思うことができると無意識にその行動を起こす心理トリガーが働きます。

 

では、逆に『愛想がなくムスッとされている人』はどうでしょうか。

僕はこの部分は基本ほおっておきます。

つまり『裁かない』のです。

 

『愛想がなくムスッとされている人』と自分のフィルターを通して感じているだけなので、ご本人はそんな気はないかもしれません。

好印象をプレゼントしてくれる方だけお礼をする。

これは僕なりのルールです。

 

自分が「いいな・・」と感じる人がさらにその行動を他の方にも『循環』してくれる。

それが数年後に僕のところに返ってくるとしたら、とても素晴らしいと思いませんか。

まずはあなたなりの「循環のルール」をつくってみるのも2017年のスタートとしては素敵かもしれませんよね。