流行りに流されず「本質」を見極める力

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

今日は東京です。

地元の駅を早朝に出る頃にはまだ真っ暗。

 

 

 

そしていつも寒くて苦手な京都駅はなぜか優しく暖かかったです。

 

 

 

東京まで行く新幹線に乗っている時間をすごく大切にしています。

静かな空間といつもと違う環境、こんな時には素敵な発想がどんどん降りてくる。

なのでこちらのブログもリアルタイムに書いているわけです。

今回は少し伝えることが長くなるので朝とお昼のブログをまとめてこちらに書き留めておきます。

 

 

 

 

 

『アドラー心理学』がテーマのドラマが始まりましたね。

 

 

 

 

 

アドラーのメソッドが流行りそう、、

でも表面の言葉だけじゃなくてきちんと行動して体験して『本質』を感じる人が増えるといいですね。

日本人ってすごく「影響されやい体質」になっています。

よく言えば「環境に対応しやすい」

悪く言えば「周りの目ばかり気にする」

流行の「本質」を感じることもせずに表面上の「みんながしている」に流されやすくなっています。

 

 

特に「心がテーマ」になるとその特徴が顕著に表れてしまいます。

なぜなら「心を学ぶ」習慣が幼少期にないからです。

「体験」して「学ぶ」をしないと「知識」ばかりが先行されます。

そして大人になってから色んな「心理」を学ぶ。

 

 

するとまた「体験」しないで「知識」だけを入れようとしてしまう。

そして「知識」で全ての物事を判断してしまうと、ほとんどの答えが間違っていることが少なくありません。

「知識」が「正解」ではなく、実は自分で「行動」して「体験」することが大切なわけです。

すると本物の「知識」が手に入るわけです。

 

 

「知識」がブレーキをかけ、本当に正しい「選択肢」を選ぶことができなくなります。

「山中さんの心理学のセンスは素晴らしいですね」

とある時、心理学をとても深く学んでいる方が僕に言ってくださいました。

僕は少し苦笑しながら

「えっと、、ほぼ独学なんです」

と言葉にしました。

 

 

僕はどうやら、普通の人が歩んでいる道とは違う道を歩んでいるようです。

その結果、、

なぜか「うまくいっている」としか表現ができないわけです。

 

 

少し表現に誤解があるかもしれませんが

「学ぶ」ことに「成功」への道はほとんどないと僕は感じています。

ほんの少しの1歩

自分でまずはやってみる

行動してみる

失敗してみる

経験してみる

こんな繰り返しが人生を歩く「本当の指標」を見つけられるきっかけになります。

 

 

 

 

 

 

すると「自分の軸」が生まれてくる。

ようは自分の「定義」ですよね。

「定義」をマスターしてから「学ぶ」と、それは面白いくらい何もかもうまくいくはずです。

ということは、、、

少し「順番」を間違えているだけなのかもしれません。

 

 

そして、「間違えている」理由は「不安」があるから。

「学ぶ」となぜか「不安」が解消されたような気分になります。

なので、勇気を出して「定義」を先に作れずに回り道をして「学んで」しまうのかもしれないですね。

 

 

 

僕が「世界観」を伝えていく中でも、「世界観から定義を生み出す」というカリキュラムがあります。

実はこれ「マインドセット」なのです。

「自分の定義」を生み出すにはブレーキがかかっても、育ててきた「世界観の定義」なら生み出しやすいわけです。

 

 

そして「定義」が見つかると人生を通して伝えるべきメッセージも生まれてくるはずです。

すると「人生に目標」が生まれるわけです。

 

 

 

 

最後に1つお話をご紹介しますね。

世界中をまわっている旅人が、
ある町外れの一本道を歩いていた時の事。一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいました。
旅人はその男のそばに立ち止まって、「ここでいったい何をしているのですか?」
と尋ねた。

すると、その男は
「何って、見ればわかるだろう。
レンガ積みに決まっているだろ。
朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。

あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、
風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。
腰は痛くなるし、手はこのとおり」

男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、
まったくついてないね。

もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。
先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。

旅人は尋ねた。
「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

「大変ですね」
旅人はいたわりの言葉をかけた。

「なんてことはないよ。
この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。

ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。
俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいく
ことに困らない。

大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと
楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

「ここでいったい何をしているのですか?」
旅人は興味深く尋ねた。

「ああ、俺達のことかい?
俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「とんでもない。
ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!
素晴らしいだろう!」

旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

 

 

これはイソップ寓話の中の「3人のレンガ職人」というお話だそうです。

この話を聞いて、あなたは何を感じましたか?

 

一人目は、目の前の作業の大変さに意識を集中したために、とてもつらい思いをしながら働いています。

二人目は、同じ作業をしていますが、作業をすることで得られる報酬や生活を考え、我慢してやっている。

ところが三人目は、イキイキと楽しそうに同じ作業をしている。

 

 

 

その違いは何か?

それは、ワクワクする目的をもって作業をしているという事。

実は、これは夢や目標を実現する秘訣。

多くの人は、数字とかの目標だけや、やるべき作業ばかりを見てしまいます。

すると、作業は大変でつらいことの方が多いし、目標数字でワクワクする人は少ない。

すると、だんだん行動するのがつらくなって目標は達成されなくなる。

 

 

 

 

 

 

一方で、夢や目標を次々と達成する人はその目標を達成した先にある目的。

それは、誰かの笑顔だったり、より豊かな社会だったり、自分自身の充実感や満足感だったり、目に見える数字の先にある本当の目的、感情を明確にしています。

いつも僕が伝えていること。

感謝やありがとうがやってきて最後にお金がやってくる。

そして、それを手に入れるために、その目的をイメージするから今までできなかった行動ができるものです。

 

 

流行りに流されず「本質」を見極める力

それは、「あなた自身の定義」を見つけることにより、流行や周りの環境にも流されずに本当に輝く未来への道を間違わずに歩くことができることなのです。

ぜひ、ご参考にしてくださいね^^