つねの心:宮本武蔵の教え

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

無心とは身体全体にひろがりわたった気であるが、無心を体得した人を道者という。

これはかの有名な宮本武蔵の言葉。

五輪の書にも記載されています。

平常心が観念的であるのに対し、平常身は具体的である。「常の身を兵法の身とし、兵法の身をつねの身とする」ことが一番大切。

:つねの心

尊敬する空手家の中先生が、

「大会に向けて全力で練習して全力で取り組んだら、生まれて初めて1回戦で敗退しました。」

この体験から、次回は、

「大会があってもいつも通り。何も変わらない。優勝も望まない。いつもと同じ練習に行く感じ」

すると、

〜〜〜〜〜
:あっさり優勝できた
〜〜〜〜〜

わけです。

 

 

この話は、ビジネスでもすごく有効なマインドセットなので動画をシェアします。

 

 

 

 

つまり、、ネット集客なら、

・企画を考える

・うまくいかないと嫌
・ちゃんと考えないとダメ
・成果は絶対に欲しい

などが生まれてくると、

〜〜〜〜
:つねの心を失う
〜〜〜〜

すると、いつも以上に力んだり、不安になったり、なんどもやり直しをしたりします。

そして、時間だけがどんどん過ぎて最後には、、

:やる気がなくなる

というパターンで、結局やれずじまい。

または、肩に力が入り過ぎて、全ての結果に一喜一憂して、パニック状態で企画を進めてしまう。

これでは、うまくいくものもいかない。

 

 

ここまで思考をまとめることができたら、

・大きな企画をするときも
・いつものメルマガを書くときも

〜〜〜〜
:同じペースで行動できていたら
〜〜〜〜

まさに<つねの心>を活用できて、フットワーク軽く、いちいち結果に一喜一憂しないで進んでいけるはず。

 

 

これは、僕も反省です。

やっぱり企画となると、時間をかけてしまう。

いつもの仕事量より重くなる、時間がかかる。

でも、いつもと同じでいい。

 

 

 

軽く動けると、失敗しても次に動きやすいです。

成功なんて、数打てば当たります。

なら、軽い気持ちで数をこなすほうが経験も手に入るしギフトが大きい。

 

 

本番だから頑張る。
練習だから手を抜く。

 

ではなく、、、

いつも同じ調子で軽く進めていく。

 

 

 

この思考はかなり良いね!

すると、成功に執着しなくなる。

すると、成功が勝手に量産される。

 

 

すごいね、五輪の書には今の時代にも通用する成功ロジックが満載に記されていました。

 

 

道者とは胸に何ごともない人である。胸に何ごともなく無心になりきっているけれども、どんなことも成すことができる人のことである。無心の境地とは鏡が常に澄みわたって、何の形も映さず、しかも鏡の前に向ったものの形はどんな物でも明らかに映すことができるようなものである。

この無心の相(すがた)を別の言葉で平常心ともいう。