執着はさらに執着を呼び込むもの

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

僕はある時から
「執着」しないと
全てがうまく行くことに気がつきました。

逆に執着してしまうからこそ
全てが「離れて」いくことにも気がつきました。

 

 

 

これは体験すればするほどわかりますよ!

でも、なかなか「執着」しちゃうわけです。

 

 

執着のナンバー1と2は何かわかりますか?

ほとんどがこの2つに濃縮されているから
「執着」から離れられないわけです。

 

 

では、「執着」を手放すと何が起こるのか?

不思議な出来事が
当たり前にあなたの眼の前に現れるはずです。

 

 

 

そのためには
執着のナンバー1と2を
まずは理解することが最優先です。

 

 

 

 

まず、ナンバー2は

「人間関係」

人は「人間関係」に執着します。

・好かれたい

・嫌われたくない

・離れたくない

等、、、です。

 

 

 

そして、

ナンバー1は、、

やはり

「お金」です。

・増やしたい

・減らしたくない

等、、、、ですよね。

 

 

 

では、どのように執着を外していくのか。

いくつか僕の例をお伝えしますね。

思考のパターンだけでも覚えておくと良いですよ。

 

 

 

■パターン1
羽田空港直結のホテルに宿泊。

成田に帰国したのが20時すぎなので
疲れた体で関西まで帰るのは大変、、、

ということで東京で一泊をしてから
朝一番の飛行機で帰る予定。

 

 

、、、

 

 

、、、

 

 

でしたが、、

予定していた便は
7時15分。

僕がふと目が覚め
スマホをみると
7時00分。

 

 

 

流石ですね!
思いっきり寝坊です(笑)

 

 

 

空港に連絡をすると、

「その便はキャンセルができない便になります。」

つまり、お支払いしたチケット代は返金できず
新たにチケットを購入するしかない、、、

こんな感じでした。

 

 

 

ここで普通は「執着」が生まれます。

「お金を損した!」

「もったいない!!」

 

でも、こんな風にすると、、

「まっ、いいか!!」

 

 

 

心の底からそう思うわけです。

・なくしてもいい

・なくなってもいい

・何も怖くない

空気と同じような感覚で感じる。

 

 

 

すると、、

「こちらのお電話で次の12時の便の予約をしましょうか?」

「決済も電話でしておきましょうか?」

スルスル、、と物事がうまく進んでいく。

 

 

予約をサクサクしていくと
最後に不思議なことがおきます。

「乗れなかった分の返金ができるようです!」

 

 

どうでしょう?

これは「執着」を手放すと生まれる景色です。

 

 

 

 

 

では、もう1つ。

■パターン2
アゼルバイジャン帰国の日に、、

宿泊していた
バクーヒルトンホテルのロビーで

コートを忘れていたことに気がつきました、、

いや、嘘です(笑)
忘れていたことを
僕と同部屋の友人が教えてくれました。

 

空港までのバスの時間が迫っている。

僕は

「まっ、いいか!」
です。

 

「もう、いいよ。
アゼルバイジャンにプレゼントしよう!!」
3秒くらいの判断で
僕はフロントロビーを後にして
バスの止まっている方向に向かいました。

 

 

 

その側で

「パーカーがない!!!」
と叫んでいるもう1人の友人がいました。

 

何度もロビーに訪ねて

「パーカーが!パーカーが!!」
と呟いています。

 

 

 

 

 

さて、この後の光景はいったいどうなったでしょうか?

頭のいいあなたならすぐにわかるはずですよね。

 

 

「山中さん、コートありましたよ!!」
笑いながら友人がバスでくつろいでいる僕に
コートを持ってきてくれました。

 

 

 

そして、もう1人の友人のパーカーは
見つかることはありませんでした、、

さらに、、

「大変ですよ!!!」
その友人に添乗員が血相を変えて来ました。

「ホテルに財布、忘れてませんか?!」

 

パーカー君(わかりづらいのでこう呼びます)の顔は
さらに青ざめて、ズボンの後ろポケットを弄ります。

カバンの中も探し始め、、

「財布ないです!!ホテルに忘れています!!」

 

 

パーカー君はもう「パーカー」ところではないわけです、、、。

 

 

こんな光景を見つめながら

「執着はさらに執着を呼び込むものだ。」
と僕は再確認できたわけです。

 

 

 

 

つまり、

「執着」にこだわりすぎると

さらに大きな「災い」がやってくる。

 

そして、最後のパターンです。

■パターン3
ちょうど30分ほど前にあった出来事。

 

 

空港につき、フライトまで時間がある僕は

レストランに向かいました。

10時すぎだったの空いているお店は少なく

目についたお店に入ります。

 

 

 

席に座ろうとすると、、

「レジで購入してください」

なるほど、セルフのお店だったわけです。

 

 

僕の大好きな
シンガポールチキンライスを注文すると

ご飯に全く
チキンスープの味がなく
残念ながらガクッと首を落としながら食事をしていました。

 

 

壁沿いのテーブルなので
壁に左足が当たります。

その度に、

ベタ、、ベタ、、

って音がするのですが、

「なんだろう?」
とパンツを確認すると、、

 

 

・壁の塗料がついていた
です!!

 

 

 

「うーん、マジか。」
僕を実際に知っている方はご存知かと思いますが

基本、服装は全て「白」なんですよね。

 

 

白のパンツに「赤」の塗料は目立ちます。

 

 

 

お店の方に話すと

責任者の方が飛んできて、、

「あちらのユニクロの購入していただければ、、」

その対応に驚き、、

「あのハイブランドのパンツだったらどうされますか?」

「ユニクロでは代わりにならないですよね」

「もし、今から参加費50000円のセミナーの講師で登壇するのに
ユニクロのズボンはさすがにないですよね?」

 

 

僕は笑顔でこんな風に質問をしました。

もちろん、お金をいただくつもりなんて全くありません。

責任者の方は「ハッ!」とした顔をされました。

 

 

 

ここでも「執着」が生まれることがあります。

「こんなに高いズボンを汚しやがって!!」

「弁償だ!弁償だ!!!」
こんなパターンになりやすい。

 

 

 

でも、これをしちゃうと
後で自分が「大怪我」をしちゃう。

つまり「災い」がやってくる。

なので

「まっ、いいか」
なのです。

 

 

 

そして、こんな思考が生まれる。

「このお店を選んだのは僕ですし、
お店に来られるお客様の層に合わした対応をされたので
大丈夫ですよ」
僕はそう静かに伝えてお店を後にしました。

 

 

 

 

そして、
ゴールドカード以上の人が
活用できるラウンジに向かいました。

僕はプラチナカードを所有していますが
ゴールドカードの年会費だけでも驚く人が少なくないことに
以前気がついて学んだことがありました。

 

 

ちなみに、楽天リサーチが2007年に

登録モニター1000人を対象に行った調査では、
「ゴールドカード利用者」が11.3%という結果を得ています。

割合にするとこんな感じです。

一般カード保有者:87.0%
ゴールドカード保有者:11.3%
プラチナカード以上:1.4%
その他:0.3%

 

 

 

 

そして、ラウンジでは
快適に過ごしながらメルマガを書くことができています。

 

もちろん、壁の塗料は全く気にならないです。

 

 

 

多分、あそこでお店の責任者の方に
お金を請求とかもできたはずです。

でも、それをしちゃうと
後から「うまくいかない」ことが現れるわけです。

 

 

 

そして、そんな「お店」を選んだ自分と向き合うだけでいい。

 

 

 

 

 

さて、3パターンの「執着」はいかがでしたでしょうか?

今回は「お金」の執着でしたが

人間関係も同じです。

 

 

「離れて欲しくない」感情ばかりで

人間関係を形成すると人は離れていくものです。

 

 

逆に嫌われてもいい、離れてもいい

自分1人でも大丈夫、、

 

 

そんな思考になると

自然に人は集まるものです。

 

 

 

 

 

 

さて、、、

小さい頃
知らない道を歩くと危ないよ、

小さい頃
やったことないことをすると
危ないよ、、

あなたを思って
あの人は
こんな言葉をかけてくれました。

 

 

すると、
失敗するのが怖くなりました、

 

 

 

でも、、、

失敗の後にしか
本当の成功はやってこないもの、、

最初から成功するほど、
残念なことはない。

 

 

 

なぜなら、
そこで成長が止まってしまうから。

最初から成功するほど
「できない人」の気持ちがわかりません。

 

 

 

行動することが
できない時の理由は
「失敗」したくないから。

「失敗」を無駄だと
勘違いしているだけと気がつくと
あなたの行動は今日から変わるはず

 

 

 

すると、
あなたが「できない」と呟いていたことは、
世の中にはほとんどなくて
本当は「やりたくない」だけだったのだと
気がつくことができるはず

 

 

 

※※※

ときとしてわれわれは、
ひとりの人間の徳からよりも
失敗から多くのことを学ぶだろう。