見ないふりをする「傍観者」からの卒業

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

イライラしている人ってまずは何かの原因があるんです。
でもスイッチが入ると最初の原因は関係なくなるんですね。
もう見るもの全てがイヤになっちゃうんです。
そんな時どう対応するといいんでしょうか。

すごく簡単なことなんです。
ただ、話を聞くだけ・・・。
そう、本当に聞いてあげるだけでいいんです。

勿論、かなりおかしい話をするかもしれませんが「うん、うん」と頷くんですね。
これってコミュニケーションでも大事なことで、答えを教えて欲しいのか話を聞いて欲しいのかで全然対応が変わってくるんです。

例えば、あなたを頼って上司がどんどん仕事をふってくる。

これって自分の調子の良い時は
「あっ、私って認められてるんだ~。よし頑張ろう!」
にもなるし、逆に調子の悪い時には
「私にばっかり、仕事を押し付けて・・。最悪!!!」
ともなるんですね(笑)

結局は自分次第。
状況はいつもと変わっていない。

ここの部分を理解できると目の前のイライラしている人の対応も変わってくるはずなんですね。

なので「話を聞くだけ」でいいんです。
目の前に自分の置かれた最悪の状況(と勘違いしている)の「理解者」がいればそれで満足なんですね。

あなたなら「理解者」になりますか?
それとも見ないふりをする「傍観者」になりますか?

 

※※※
三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する。
羽生善治