株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
今、芸能人事務所は次に告発される所属俳優のスキャンダルで戦々恐々としているみたいですね。まぁ、人なので「後ろめたいこと」は1つや2つあるものです。昭和の時代なら笑い飛ばして「あの人」ならと済まされたこともどうやら今の時代は徹底的に追い込み、人生レベルまで崩壊させたい魑魅魍魎がウヨウヨうごめいているようです。
その本質はなんなのか?最初は憧れ?そして成功への嫉妬、妬み。さらに追い詰めることによって成功から破滅をライブ席で観覧できる快感みたいなものを求めているのでしょうか?
そして、なぜこんな風に世界は変化していくのか?
ポイントはインターネット(SNS)の発達です。
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警視庁は明け方近くまで酒を飲んでいた疑いもあるとみて調べています。
やってはいけないことだけど、大きく報道するような感じがするのは僕だけではないはずです。
・誰かいじめる奴はいないか
そんな声がSNSから毎日聞こえてくるようです。
■パパラッチ
パパラッチ(イタリア語: 複数:paparazzi、単数:paparazzo)は、セレブリティ等をつけまわし、彼らのプライベート写真などを撮影するカメラマン一般をさす俗称である。
今は、世界中の人がSNSでパパラッチとなっています。もはや、少しでも有名になればプライベートは無くなります。そして有名になると、、
・最初は憧れ?そして成功への嫉妬、妬み。さらに追い詰めることによって成功から破滅をライブ席で観覧できる快感みたいなものを求めている
この流れを掴んでしまうと、人生はプラスには進んでいかないのは想像できますよね。
SNSで人は●せる?
かんたんに今は第3者の人生を終わらせることができます。SNSで何万という叩きコメントやメッセージを送られると、9割の正常な神経の人はそんな状況の中で生きることの選択肢を諦めるはずです。
そして、意図的に「アイツを叩こう」も狙えば小学生でもできる世の中になりました。
「ネタの真相」は実はどうでもよく。叩く感情のエネルギーの数が100、1,000、5,000、10,000となるほど、「アイツを徹底的に叩け」になります。そこで、「ちょっと待って!あの人は悪くない!」と助け舟を出すと、、、「お前もか!!!」と標的にされて同じように叩かれます。
このSNSでの「人を追い詰める」は僕の中では雪崩が一番イメージしやすい。
雪崩も途中では止まらない。最後までいかないと終わらない。SNSでの「攻撃」も一度大きくなれば自然災害と同じ形になるわけです。
有名になるリスクが今ほど大きな時代はない、、と感じますよね。
だって、「目立つ=尊敬」が育っていくと「目立つ=妬み」になり、最後は、「目立つ=攻撃」に変換される。この3ステップは想像するだけで嫌ですよね。
では、話を最初に戻しますね。
今、芸能人事務所は次に告発される所属俳優のスキャンダルで戦々恐々としているみたいですね。まぁ、人なので「後ろめたいこと」は1つや2つあるものです。昭和の時代なら笑い飛ばして「あの人」ならと済まされたこともどうやら今の時代は徹底的に追い込み、人生レベルまで崩壊させたい魑魅魍魎がウヨウヨうごめいているようです。
この、
・芸能人事務所は次に告発される所属俳優のスキャンダルで戦々恐々としているみたいですね。
ここの部分で、戦々恐々とはなんのか?
それは、スキャンダルからのCM、ドラマなどの違約金です。
少し、調べたので公開します。
例えば、あなたが芸能人事務所を経営しているとします。やっと育てた年間5億は稼げる俳優が「::::所持」。するとどんな風になるのか。お金の損得だけで見ていくと、、
・年間5億の俳優として育てるのに2億円投資
・やっと初年度5億円を稼ぐ
・大麻所持→CM、映画、テレビ違約金3億円
計算しますね。
(投資額2億円+違約金3億円)− 稼ぎ額5億円=0円
あれだけ大変な思いをして、何十人の中から育てて、、最後に収支はプラスマイナスゼロ。
こんな思いをするなら、僕なら、メルカリで不用品販売をして生活できる収入を手にしながら、小さな幸せを感じて人生を過ごします。
ただ、今は昔より「この交通事故」が生まれる可能性は高くなりました。
だって、、、SNSが全員、パパラッチですから。
そして、「不慮の報道」を隠すことがもうできなくなった。
昔は隠せました、どんどん隠せました。それが、芸能人事務所のパワーだったからです。
でも、芸能人事務所のパワーも権力もマスコミ関係には効果がありますが、、Twitter住民や2チャンネル住民など「SNS住民」には関係がないわけです。彼ら彼女らは、誰にも束縛されない。何の権力にも動じない。
ただ、誰かが「窓ガラス」を楽しそうに割り出すと「今なら大丈夫!!」と笑いながら「窓ガラス」を次々に割っていくだけです。それが、SNSの「負の拡散力」。もう、雪崩以上に止まらないです。
そして、止まる時は、「ターゲット」の人生が破綻した時、、または「他のターゲット」を見つけた時。です。
あのマッチ、、近藤真彦さんも「隠せる自信」が今まではあったわけです。でも、神話が崩れてしまった。
成功すればするほど、お金が手に入り、有名になっていく。でも有名になればなるほど、今の時代は「ゼロになるリスク」を背負うことにもなります。
CMも映画もドラマも「スポンサー」ありきです。
考えてみてください、
あなたがスポンサーで3000万円投資をしてCMを打ちました。なので最低3000万円以上の利益を生まないとプラスにはならないですよね。
そんな時、CMに出演していた俳優がTwitterで100万人に「叩かれて」いたら、、、、?
3000万円の投資が全て無駄になりますよね。すぐに損害賠償請求をしますよね。なので一概に、損害賠償を請求された側が「かわいそう」でもなく、スポンサー側も良い迷惑なのである。
昔は、こんなことがないように「見えない協定」が芸能事務所とマスコミにはありました。
でも、今は「SNS」が入り込んできました。
この「SNS住民」にはコネも権力も効果がない。
なぜなら、一般市民だから。
となると、、ここまでの考えで考察できることはスポンサーが一番費用対効果があるのは、誰に「投資」をすることなのだろうか?になりますよね。
有名な俳優や芸能人を使うと効果はあるけれども、、いざ「間違い」が報道されれば全てがゼロになる。
となると、、そこまで有名な人を使わない方が良いのか?
芸人の方が良いかもしれない。。
でも、待てよ、、「大●」「反社との関係」「不倫」などなど、もう、誰が「ハズレくじ」を引くかのゲームになってる感がします。人なんだから、何かやましいことの「1つ」や「2つ」はあります。
心身潔白が売りの俳優が「賽銭ドロボウ」を子供の頃にしていた、、、「大●」「反社との関係」「不倫」など何1つもないのに。
でも、、「賽銭ドロボウ」を子供の頃にしていた
ここを「SNS住民」が見つけて、ターゲットにされると、、、、。
多分、数日後には「数億の脱税をしました」くらいの勢いで悪人にされるはずです。
こんな風に考えると、スポンサー→CMなどの流れも時代と共に変わってきましたよね。
お互いに「リスク」が大きくなりだしてきた。
誰を使うかの「選択肢」が難しくなってきた。
なんせ、「SNS住民」はランダムにターゲットにするから。
この数のエネルギーって、一番強大でコントロールができない。一度噴火した火山のマグマのようです。最後はマグマが冷えて火山岩になるまで待つしかない。
こんな時代になると、実は一番需要があるのが「SNSの住民」を操れる力を持った人かもしれないですね。
だって、マスコミでも報道でも「SNSの住民」の強大な力で「黒」を「白」にすることもできるはず。
すでに、そんなビジネスがあるかも、、、です。
単純に有名になると、「ビジネス」はやりやすくなります。
でも、「リスク」も昔に比べて数十倍、、、人生を一旦ゼロにするくらいあることも意識しておきましょう。
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