これからは共感が時代の言葉

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
 

 

「鬼滅の刃」がすごい勢いで興行収入を積み上げて(3日間で342万人の観客を集め46億円の興行収入)、12月25日に「えんとつ町のプペル」が上映。12月25日に上映を設定したのはとてつもなくマーケティングに秀逸な選択だと思う。

 

例えば、12月25日はクリスマス。記念日に行動したことは人々の記憶に残りやすい。25日=クリスマス=プペル上映。
この形にすることが記憶に残りやすい。

そして、クリスマス、夜は自宅でパーティ、「プペル」を見てから予約していたケーキを取りに行く家族の姿が目に浮かぶ。

予約したイタリアンで食事をして、そのあと、彼女にプレゼントを渡す計画にドキドキしている男性がいるカップルも、その前に「プペル」を見てからお店に行こうか、、そんな景色が目に浮かぶ。

 

 

 

「プペル」を視聴する人々の綺麗な導線が生まれている。

 

合言葉は「プペルを見てから,,,,」

 

 

 

 

 

 

 

2020年は、コロナで大きく落胆した世界になったけど、
この2つの映画が落胆した人々の気持ちを書き換えてくれた。

それぞれの作品にはテーマがあり、、、
初動だけで言えば、ジブリや新海誠作品を超えて、
”歴代1位”を取ってしまった「鬼滅の刃」は

・家族愛
・男性性と女性性の統合
・夜明け

視聴した人は、どれかのテーマに心が響き、涙する人が少なくない。

 

 

これは、我慢していた不安や怖さにテーマが共感してくれた安心感から生まれる涙。

僕自身が響いたのは、

煉獄が、最後、
「役目を全うした」
と自信を持って、母に語りかけることができたシーン。

何か結果を出したかどうかではなく、
「最後まで、心を燃やし続けた」
からこそ、自分の人生に誇りを持てる。

煉獄の熱い生き様を見たら、
「自分がいかに熱くない生き方をしていたか」
を思い知らされますね。

 

 

煉獄さんのシーンで腰が抜けたことは内緒ですw
映画を見て、衝撃を受けすぎると腰が抜けるんですね、、。
初めての体験でした。

 

 

 

 

 

そして、プペル。

現代社会。要は夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる現代社会は辛い。今、上を向いたらえんとつ町は煙突だらけ。

そこに主人公のふたりが「あの煙の向うに何かあるんじゃないか」と言って上向いたら「あるわけねえじゃん」って、叩かれて、邪魔されて。まぁ、これはだから夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれるという現代社会を表現している。

 

 

 

 

「プペル」のテーマはお金。

『えんとつ町のプペル』っていうのは
実は、超、超、超、経済のお話。

 

 

 

ゲセルマネーっていう「腐ったお金」で創られているのが「えんとつ町」だった。

 

 

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もうひとつお金の話をすると、お金は汚いっていうふうにイメージを操作すると、反逆が起こりにくい。お金がなかったら何もものが準備できないから。だから、反逆されないようにするには、お金の話をさせないっていうのが一番手っ取り早いなって思ったときに、あれ、って思って。日本がそうじゃんって。
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1人でも多くの子供にちゃんとしたお金の話を学んでもらう。

プペルにも大きなテーマがあったわけです。

クリスマスにこれからの世界を創る子供たちに「本当のお金の話」をプレゼントする。

夢がありますよね、、12月25日に子供たちにサンタさんがプレゼントで「本当のお金の話」をしてくれる。

 

 

 

 

 

鬼滅もプペルも「共感」を意識して創られています。

そして、不思議なくらいコロナの時代にあった作品になったのは、魔法のようなご縁でしかないかと感じています。

 

 

もうこれで、
12月25日は完全にインプットされましたね。

 

 

 

 

ちなみに、、俳優の窪田正孝さんと芦田愛菜さんが
メインキャラクターのプペルとルビッチの声を担当。

「めっちゃめちゃにいい声」「芦田愛菜ちゃんで納得」「明らかに命が宿っている」「信頼しかない」「今回もすっげぇ……」

愛菜ちゃんの声が神的にマッチしている見たい、、。

 

 

さらに、プペルは、

「ここのニュアンスはこうした方がいいかも」、「この服装はアメリカではこう見えるかもしれない」など、日本以外で発信するときに、どのように伝えたらいいかについて、議論をしている。

すでに海外に向けての展開を製作段階でしっかり進めている。

 

 

これ、、本当に
ディズニー映画に数年後にはなりそうですね。

 

 

共感は人を自然に巻き込みます。

今の時代に必要なビジネスや生き方のヒントが
「鬼滅」や「プペル」には
たくさん隠されていることが大きな学びですよね。