
株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
話を聞くと、人の何倍も自分を犠牲にして誰かのために尽くしてきた人生。
聞けば聞くほど素晴らしい人格者でした。
でも、自分を犠牲にしているとは
自分を大切にしていない証拠
やはり、循環が悪く次々に現れてくる『理不尽なこと』に悩まされていました。
そしてこんな言葉を口にされました。
「来年の10月にはおじいちゃんが迎えに来るんです」
自分は来年の10月までの寿命だと言うんですね。
さて、ここで僕はどんな言葉をかけたでしょうか。
「頑張りましょう」
とか
「そんなことないですよ」
とは、僕は絶対言わないんですね。
マイナスの言葉に反応しないんです。
笑いながら
「そうか、そうか、よかったね!じゃ、来年の10月までに好きなことを全部やろうよ!!
いつ死ぬのか不安でたまらない人ばかりなのに幸せだよね。まずは、何から始めましょうか?」
そして2人で大笑い。
どんな状況でも「考え方」を少しずらしてあげるだけで『笑い』になります。
寄り添うとは『同調』することではありません。
違う『景色』を見せてあげることだと僕は信じています。
「来月も宜しくお願いしますね、先生」
お土産にもらった『栗』がすごくあったかく感じることできました。