売れているコンサルタントが聞かれるまで話をしない本当の理由

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

 

俺は怒ったり、命令したりはしない。まずスタッフに聞く。「こういうふうに撮りたいんだけど駄目かな?」「このシーンはどうやって撮ればいい?」最終的には自分のやりたいようにやっているのだが、もしかしたらもっといい意見が出るかもしれないから、まず聞くのだ。みんな映画が好きでこの仕事をしているわけだから、意見を求められれば、一所懸命考えて働いてくれる。だから手抜きなんか絶対にしない。スタッフの能力を最大限に引き出すには、これが一番だと思っている。

 

映画監督でもあり、芸人でもあるビートたけしさんの名言になります。

どんな素晴らしい話も【誰から聞く】が非常に大切なことです。

 

 

ある人から

「あなたはこうしましょう!」

と言われても、お説教にしか聞こえないこともあり

また、ある人から

「あなたはこうしましょう!」

と言われると、今すぐにでも行動したくなる

 

 

この差は何はわかりますか。

それは

心を開いているかどうか

なのです。

 

 

ある交流会の席で、コンサルタントという職業を名乗っている方が目を輝かせながら

「あなたはこうですよ!ここをこうしたら、、、」

と語っていましたが、隣で聞いていた僕にはお説教にしか聞こえませんでした。

そして真剣に、お金をもらっても僕にはアドバイスをして欲しくないと心から願っていました(笑)

 

 

売れているコンサルタントは聞かれるまで話しません。

いや、聞かれてもまだ話さないな、、

4回くらい聞かれて初めてボソッと話すくらいです。

これって実は本質を理解しているんですよね。

 

 

聞く、、という行為は【心を開く】行程になります。

何度も聞く、、、ということは

「あなたに何か教えて欲しい」

という心の合図でもあるのです。

 

 

僕は心理のプロなのでこの順序を必ず守るようにしています。

人の心理とは面白いもので「信用する」と耳を傾け、「信用されない」と全く話は聞かないものです。

もし、コンサルタントという職業をされているなら、あなただけは少なくともドヤ顔で目を輝かせながら、心を開いていない相手に向けて話かけるのはやめておきましょう。

正直、相手には感謝の気持ちはなく迷惑そのものだからです。