似たもの同士がいがみ合うのは自分の欠点を相手に見つけるから。

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

「大人は好きなこと言えてええよな!」

長男が言った一言。

理不尽なことを僕が言ったから・・

「悪い、俺も完璧じゃないねん・・」

口には出せずに心で呟いた。

 

 

そんな時フト思い出した自分の親の事

「今の僕の年齢で父は一家を養っていたんだ。苦労したんだろうな」

「子供を育てるってこんなに大変なことなんだ。
母もきっと毎日、不安でいっぱいだったんだろうな・・。」

などと、親と同じ経験をすることで当時の親の立場や気持ちを想像し、理解できるようになります。

その時になって初めて、親が自分に注いでくれた愛の深さや大きさを本当の意味で実感できる。

子供にとって親は絶対的な存在。でも親も自分と同じ人間。

人生に戸惑い、悩んだり苦しんだりしながら未熟ながらに一生懸命育ててくれたのです。

一生懸命生きていけば、親を許し、親に感謝する日が必ず訪れるんですね。

 

人は全てが自分目線で現状を感じてしまう。

ほんの少し自分目線をズラすだけで大きな気づきと感謝が生まれるわけです。

 

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似たもの同士がいがみ合うのは、
自分の欠点を相手に見つけるから。
親子でも、感謝の気持ちを忘れず、
自然体で付き合えば楽になる。
美輪明宏