株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
「人生で大切なこと」を僕は子供に伝えていきたいと感じてます。
それは勉強ができるとか常識があるとかではなく実はもっと大切なことだと僕は気がついたからなのです。
そして、僕自身、子供達から教えてもらうことも少なくないのです。
2年前の記事を読み返して、ふと再確認できたのでした。
今日は子供相撲大会。
小6の長男が出場。
いい体格しているが昨年も
勢い余って個人戦も初戦敗退
申し訳ないがあまり期待はしていなかった。
まずは団体戦。
4回戦まで勝ち残り
長男は全勝
正直、目を疑った。
体格と力任せの相撲をとると思いや
相手に合わせて取組を変えている
突進だけじゃ
スカされたらアウトだから
なぜか胸をワクワクしながら個人戦
いつも思う
くじ運が悪い
3回戦で優勝候補と対戦だ
優勝候補は相手を全て秒殺
土俵外までぶっ飛んだ子もいた
さぁ、どうなるのか
ヤバい、さらに胸がドキドキ
そして順調に勝ち進み3回戦
優勝候補と対戦
ハッキヨーイ
やばい、秒殺なのか・・・。
会場が一気に沸いた!
何が起こったんだ?
相手を全て秒殺の優勝候補と互角にやっている
ヤバい・・・
なんだこれ・・・・
気が付くと泣いている自分がいた。
感動すると涙が止まらない・・・・。
数分後、手を地面につき負けていた
さらに会場が湧いた!
鳴り止まない拍手
スタンディングオベーション。
誰かが言った。
「事実上の決勝戦だね・・」
それから優勝候補は相手を全て秒殺
優勝した。
やり切った感の長男の顔
皆に拍手で迎えられる姿
正直、カッコイイと思った。
気が付くと側にいた次男がいない。
周りを見渡すと遠くの木の陰から長男を見ている
なんとも複雑な表情
カッコいい兄
でも、それを羨ましくも妬ましく
思ってしまう気持ち
葛藤してるな・・・・・
と思った。
でも、お前も頑張れ!
と思った。
帰宅後
「なんで、手をついた?」
と聞くと
「いや、柔道のクセで普通に手をついててん。
今度やったらぶち投げるよ。」
エラそぶらず
照れることもなく
サラッと言ったこの言葉。
お前、カッコ良すぎるよ・・・・。