「やったらダメ」といえば「やりたくなる」理由

株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。

 

 

「出来ない」を掘り下げると「やりたくない」に当たることがあります。

「やりたくない」を「やりたい」に変換させるにはいくつかの方法があります。

例えば、「できたときの未来のイメージ」「やらないときのデメリット」などをあげていき、「やりたく」させることもできます。

また「やりたくない理由」をきちんと聞きだしていくことも大切。

でも、どうしても「やりたくない」が解消できない時はどうしたらいいでしょうか。

 

 

反作用の法則

心は「反作用の法則」に反応するときがあります。

わかりやすく言えば

「天邪鬼」です。

 

「やれ」といえば「やらない」

「やったらダメ」といえば「やりたくなる」

こんなイメージがわかりやすいかな。

 

ブログを書くのが嫌になりました。

理由を聞くと「あーだ」「こーだ」とできない理由をいいます。

 

そして、

「こうすれば・・」

と提案すれば

「でも・・」

とまた言います(笑)

 

 

そんなときは「反作用の法則」を一度試して見るんですね。

僕なら

「では、1ヶ月ブログを書かないワークをしましょう。いいですか、1ヶ月間絶対にブログを書いてはいけません!!」

と話をするんです。

 

するとね、最初は唖然とするんですが

「あの・・・1ヶ月本当に書いてはダメなんですか?」

と面白い展開になっていきます。

 

勿論、1ヶ月間ブログを書かないということも必ず大切な「気づき」はある素晴らしいワークなんです。

でも、「書いてはいけない」になると書きたくなってきてしまいます。

それが「反作用の法則」なんです。

 

ブログを書くのが嫌で、理由をつけて書かなかった方も、気がつけば最後に

「ブログを書かせてもらえませんか?」

と素晴らしい言葉を口にすることもできるんですね。

 

今の状況を「押して」ばかりでは解決しないことも少なくありません。

たまには「引いて」みるのもすごく大切なことなのです。