株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
行動した結果がもしあなたが「望まない」未来なら、あなたはどんな対応をしますか?
僕はあるときから「望まない」未来ほど、「望んだ」未来以上にポジティブに行動するようにしました。
例えば
100万円の契約を手にした時
100万円の契約が破棄になった時
この2つの状況でどちらが心から「ありがとう」と言えるでしょうか。
勿論、前者に決まっていますよね。
では後者の場合はどうされますか、
少し嫌味をいいますか
もしあなたが起業をして自分のサービスを販売しているなら尚更このマインドに気をつけるべきです。
不思議なもので人の心理は
「ありがとう」より「不快なこと」の方が何十倍もよく覚えているようになっています。
思い出してください、ほんの些細な『不快』な思い出がたくさんあるはずです。
でもそれは、それ以上の「ありがとう」を忘れてしまっているだけなのです。
行動した結果がもしあなたが「望まない」未来のとき、あなたにはどんな感情が芽生えるでしょうか。
何時間も商談をして最後に断られたとき
講座を当日キャンセルされたとき
セミナーを無断でキャンセルされたとき
ひょっとして目の前の相手を攻撃してしまっていたかもしれません。
でも、本当は自分では自覚できず『断るつもりの人』に一生懸命口説いていただけなのかもしれません。
セールスは「お願い口調」ではどうしても「簡単に断るつもりの人」を集めてしまいます。
そしてそんな状況に怒っていても正直時間の無駄になってしまいます。
先を見据えた行動をしていく
あなたが「望まない」未来を相手が伝えた時、非難するのも「嫌味」の1つも伝えるのも簡単に出来るでしょう。
しかし、避難や「嫌味」を受け取った人はこれから先もあなたのことに言われたことだけを覚えているでしょう。
それなら逆に「望まない」未来を相手が伝えた時、「望む」未来を手に入れた以上の「ありがとう」を送ることを心掛けていきましょう。
昔、訪問販売をしていたとき、何十枚の下取り布団を押し入れから出して、数時間のクロージング(商談)の末、最終的に契約には繋がりませんでした。
ここで、
「じゃ、ありがとうございました!」
と嫌味に下取り布団を片付けないこともできます。
でも、
「雑巾ありますか?」
と聞き、押入れを掃除しながら当時の僕は下取り布団を片付けました。
すると数日後、そのお客様が別のお客様を紹介してくださいました。
その時から僕は「断られたとき」ほど、より丁寧に挨拶をすることを心がけました。
よくよく考えれば「嫌味」をいったところで相手の気持ちが変わることにありません。
むしろ余計にあなたの評価は下がってしまうでしょう。
それなら少し驚かれるくらいの対応をした方がお互い笑顔になれるはずです。
目先の売上や目先の収益にこだわっているうちは中々ビジネスはうまくいかないことが多いはずです。
ほんの少し考え方を変えるだけで「循環」は生まれてきます。
それが数ヶ月後、数年後に自分に返ってくるのです。
自分が「思い描いた状況ではない」ときほど実は「大きなチャンス」が眠っている事にあなたが気がつくだけで自然と売上は増えていくはずです。