カンカンカン、、、

アパートの階段を
足早に登っている足音、

机の上にはメモ書きがあった。

「タカシへ

ケンタを幼稚園に迎えにいき
約束の時間までお守りをしておきました。
気持ち良さそうにコタツで寝ました。
今日もお弁当、全部食べてないね、、、。
何かあれば隣の部屋にいます。」

そして、、大きなため息をつく。

そんな話を何回も聞いている。

が毎日残っている。

「なぜ、食べないんだ？」

この言葉は聞いてはいけない、、、

タカシには
変なプライドがあるらしい。

「なんか、大きな海見たいだな、、」

と思った瞬間、、

翌日、、

いつより1時間早く、
帰宅したタカシ。

どうやら、、
ケンタは母と買い物に行ったよう。

いつもの母のメモの最後には、、

「やったね！」

の文字が。

同じ赤いウインナー。

でも、「魅せ方」1つで
価値は大きく変わるものなんですね^^

そんなことしてる場合じゃないよね

だって
人生最後の日なんだから

じゃ、何をするかな

※※※

神様は、神の味方もいらないほど
がんばる人に味方してくれるの。