株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
さて、
「黄砂アレルギー」って知っていますか?
最近、咳が続いて
大好きなラーメンが食べれない。
眠る時も「咳」が続き
睡眠時間が少なくなる。
「これは結核だな、、」
と真剣に考えるネガティブな僕ですが(笑)
実は
「黄砂アレルギー」
でした。
では、黄砂アレルギーを生み出す「黄砂現象」とは?
・東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により大気中に舞い上がった黄砂粒子が浮遊しつつ降下する現象
・春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。
・問題なのは、黄砂に「余計なもの」くっついていることです。
黄砂粒子を分析した結果では、黄砂が舞い上がった地域の土壌にはないとされるアンモニウムイオン、硫酸イオン、硝酸イオンなどが検出されています。
「黄砂アレルギー」の症状とは?
・目の充血や、のどが腫れたり、黄色の鼻水が出たりします。
・黄砂を吸い込むと、空咳が出て、気管支が詰まったり、喉の奥の奥が腫れて苦しくなり、強い喘息発作を起こす。
・頬骨や目の周りが赤くなってきている人、要注意です。
僕は「花粉症」だったのですがまさか「黄砂アレルギー」になるとは夢にも思わなかった。
でも確実に
・黄砂を吸い込むと、空咳が出て、気管支が詰まったり、喉の奥の奥が腫れて苦しくなり、強い喘息発作を起こす。
この症状なんですよね。
では、対処法と対策はどうすればいいのでしょうか?
黄砂アレルギーの症状は、他のアレルギー性疾患と同じように、目、鼻、気管支・皮膚などにあらわれます。目に入れば、不快感やかゆみ、アレルギー性の結膜炎などを発症します。また、鼻に入ると、鼻水やくしゃみ、アレルギー性鼻炎のような症状を引き起こします。また、気管支に入ると喘息を誘発させる場合もあります。また、黄砂に含まれるカビ・ダニ・ホコリなどが原因のアレルギー性疾患、アトピー性皮膚炎などを発症する場合もあります。花粉症と同じような症状なので、花粉症だと思っている人がいるかもしれませんが、黄砂の飛来とアレルギー症状が出る時期が重なるようなら、黄砂アレルギーの可能性もあります。また、両方を併発している場合もあるかもしれません。黄砂は、花粉に比べて粒子が細かいので、気管に入ったり、肺の奥まで侵入してきて蓄積され、症状を長引かせることもあるようです。黄砂アレルギーの薬というものはありませんので、症状にあわせての対症療法になります。
2、黄砂症/黄砂アレルギーの原因
黄砂の飛来が原因です。黄砂は、中国のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの乾燥地帯から日本に向けて吹く偏西風によって運ばれてくる砂漠の砂塵です。黄砂は日本では3月から5月に観測される自然現象です。春先に晴れているのに、空が黄色く煙っているように見え、白く砂のようなものが車などにつもっているのが見られればそれが黄砂です。この砂塵に付着し、一緒に飛ばされてきたゴミ・ダニなどの生物・ホコリなどの有害物質が黄砂アレルギーの原因とされています。
黄砂自体は、昔から発生している自然現象なのですが、近年は、中国の産業の発展などにより、砂漠の砂塵などの自然物質だけでなく、車の排気ガスや工場などから排出される有害物質、ニュースでも騒がれた発がん性がとりざたされているPM2.5などの人工的な有害物質も原因となっています。黄砂やPM2.5などは花粉などの比べても粒子が非常に細かいために、体内に入り込みアレルギーの症状を引き起こします。
3、黄砂症/黄砂アレルギーの予防/治療法
黄砂アレルギーの予防は、基本的には花粉症の予防と同じと考えます。ただし、花粉と同じように粒子が細かいため、PM2.5対応の目の細かいマスクやめがねなどで体内への侵入を防ぐのが一番の予防です。花粉症用のマスクでは黄砂を通してしまいますので、意味がありません。
また、黄砂の飛びやすい季節、黄砂の飛来の多い日は、できるだけ外出を控えるのがよいでしょう。洗濯物を屋外に干さないなどの対策や、外出から帰った時に室内に持ち込まないように衣服についた黄砂を払うなどする注意も必要です。家の中も出来るだけ窓を開けずに掃除をするようにするなど、基本的な対策は、花粉症の対策とほぼ同じといってもいいでしょう。また、予防薬や特効薬はありませんので、発症が疑われる場合は、アレルゲンを特定する検査や、症状にあわせて、投薬などの治療が有効になります。
そして、、
黄砂自体はアレルギー物質ではない
とのことです。
(黄砂によるアレルギーの悪化については動物実験で実証されています)
動画の中でも出てきましたが、黄砂は主に岩石の主成分である二酸化ケイ素(SiO2)という物質でできています。この二酸化ケイ素がアレルギーを悪化させる原因となるのです。
また、黄砂に含まれている付着成分(細菌やカビなど)が、ぜんそくや気管支炎の悪化といったことにもつながってくるようです。
参考:黄砂は危険?花粉症と黄砂アレルギーの違いとは?
黄砂アレルギーと呼ばれる症状は
・咳
・喉の痛み
・肺炎
・頭痛
・熱
・慢性病等
です。
僕は完全に「咳」ですね、、
いつの間に「喘息になったんじゃ〜〜〜!!!!」と叫びたくなるくらい咳が出ます(笑)
最後に対策ですが、、
・マスクをして体内になるべく取り込まない
・室内では空気清浄器を使用する
・外出をなるべく控える
・洗濯物は部屋干しにする
となります。
2017年の黄砂のピークは?
日本に1番多く影響するのは2月~5月のあいだで、その期間は強烈な偏西風が吹くことで、中国から日本へ黄砂が飛散してきます。
なので、あと1ヶ月ほど我慢すればいいかと思っています。
「理由」がわかりると症状がすぐに改善しなくてもなんとなく安心できるものですよね。
僕は原因のわからない「咳」が一番恐怖でした。
ぜひ、ご参考にしてくださいね^^