株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
散歩も兼ねて、午後はだいたい外で仕事をしていることが多いです。最近、歩くということを意識をしていて、誰かが言ってたんですよね、、
・仕事のアイデアが生まれないときは運動不足
って。なので歩くことを意識しています。今って寒いじゃないですか、でもそれも考え方次第で、「五感」を刺激させておくと脳が活性化して良いアイデアが生まれる。こんな風に考えています。今までは、夏も冬も快適な空間が良いかなと感じていましたが最近はこれが逆になって、、、寒い時は素直に寒がる、暑い時は素直に汗をかく。もう、シンプルでこれで良いかと開眼しました。
逆に、思考がマンネリ化して脳が腐る方が嫌じゃないですか、、。四季を感じながら歩いているといつもなら気がつかない景色もなぜか目に止まりまた五感を刺激をする。
夜になればこんな景色にもなる。
では、そろそろ本題に入ろうかと思います。
こんな感じで午後から外で仕事をして、日が暮れそうになると自宅に帰るというパターンなんですがある日の体験を話します。自宅に帰るまでに少し小腹が空いたので目に止まった串カツ屋さんに入りました。
ここで体験して、「このチェーン店は2年後にはないな」と感じたことを話します。仕事柄「集客」についてはかなりキツ目な目線で見てるので、このお店の関係者の人がいたらごめんなさい。でも、お客さんが感じたことは本当のことです。
まず、今の飲食業界はどうなっているのか、、、をまずは理解しましょう。
コロナの影響で飲食業界は、、
新型コロナウイルスの感染拡大で、苦境に立たされている飲食業界。10月からGo Toイートキャンペーンが始まったものの、上半期に続いた自治体からの休業要請や時短営業要請などにより、疲弊している店舗も多い。そんな中、企業の信用調査やマーケティングなどを行う「帝国データバンク」が、2020年度上半期の飲食店の倒産動向に関する調査結果を発表した。今回はその結果を紹介していく。
4~9月に392件の飲食店が倒産。上半期では過去最多
まぁ、奇数をだしたのは僕ですが、そもそもルール説明もあまりわかってなかったです。店員も確認はなし。こんな企画をするなら、もう少し「串カツ店」らしく「串カツ」にこだわってお客様に提供をしないと、これからのお客は「ボッタクリ癖」のあるお店には近づかないようになります。
メニューも他の串カツ屋に比べると、、、
もう1つが大阪でよく行く串カツ「だるま」
価格は1人2500円くらいですが、メニューも豊富でお会計をした後も満足感しか残らないです。もちろん、味もソースも満足のいく美味さです。
利益をとりたい企画も中途半端、メニューも中途半端、味も恐ろしく普通。あまりにも支払った2500円の価値がなかったので思わず鳥肌が経ちましたw なので、隣にあるよく通う味噌ラーメン屋さんに行く。
本当に苦悩の中で、撤退を決められたオーナーもいます。
僕自身も集客を教えている中で、今のコロナから生まれる飲食店さんを見ていると、チープな企画をしているチェーン店が生き残り(2年後にはないと思いますが)、食材を本当に大切にしているお店がなくなっていく、なんとも悲しい現実なんだと思います。
お店も利益をとっていかないと経営はできない。全てを安くしろなんて思いません。
ただ、、せめて飲食店なら「食材」で客を唸らせてくれないかな。
「この美味さなら、この価格でも十分に価値がある」
って感じです。
お客はバカじゃないです。
ボッタクリ感を感じたら2度とその店にはいかないし、価格に見合わない食べ物なら黙ってそのお店には2度といかないだけです。
大切なのは、価格以上の価値を提供すること。
今回のお店はたまたまそんな状況が重なっていたかもですが、やっぱり串カツ屋なら、串カツで勝負をしてほしいですよね。その場限りの安いっぽい企画なんてする必要なく、食材と味で勝負しないと、コロナ時代の消費者は予想以上に見切りは早いです。
価格じゃなく、、美味い!とさえ感じさせたら、顧客は喜んで通ってくれるのになぜそんなシンプルなことに気がつかないのだろう。そして逆に、不信感を生ませるような利益の取り方をするのか、、、。
1回の来店で10,000円をいただいて、失笑され2度と来店されないより、、
1回の来店で2,000円で大満足してもらい、それから数年間通ってもらえる。
そんな顧客との関係性を飲食店には必要だと思います。
最近、なぜか、通っているのがドトール。椅子もしんどいし、そんなに快適空間でもない。でも、、
きなこ豆乳ラテ ~国産丹波黒豆きなこ使用~
この美味さにやられて思わずお店に入ってしまう。