株式会社ホーリーツリー代表
山中シゲノブです。
いつも笑っているのはそれ以上に泣いたから
「1時間くらいなら大丈夫だよ」
4年前、ある人と京都駅で会ったんです。
2回目なのになんともいえない懐かしい感じがしました。
話をしていくと僕の心がこうささやきました。
「あのことを聞いてもらいなよ」
「この人に聞いてもらう為に会ったんだろ」
気がつくと僕は誰にも話せなかったことを彼に話していました。
黙って聞いてくれた。
僕の話が終わった、沈黙が続いた後
「山ちゃん、それ数年前のオレだよ 」
こんな話をすると嫌われると
こんな話をされると失望されると
そんな話をしたのに彼が言った言葉は
「山ちゃん、それ数年前のオレだよ。言ってくれてありがとね。」
クソ重たい何かがなくなった瞬間でした。
「もう、演じなくてもいいんだ。」
と心の底から思えた瞬間でした。
ふぅーーと深い息を僕が吐いたとき、彼が僕に言った言葉は
「山ちゃん、その話みんなの前でしようよ。講演会しよう。オレ、ずっと山ちゃんにオレなら何が出来るかって考えてたの。オレがゲストでいいからさ、講演会しようよ」
僕が彼を知ったのも偶然。
僕が彼の動画を見つけたのも偶然。
僕が彼と京都で出会ったのも偶然。
いくつもの偶然が奇跡となりました。
「自分に素直になれ演じることを辞めた瞬間(とき)」
誰にも話せないことは誰だってある。
でもそれを笑顔で聞いてくれる人も必ずいる。
そんな小さなことなんて、、って全部受け止めてくれる人がいる。
もう大丈夫。
もう演じなくてもいい。
もう誰に嫌われても怖くない。
人は知らず知らずのうちに演じてしまうことがあります。
しょうがないことだってわかっています。
でも、ソレじゃダメなんです。
笑いたくない時になぜ笑うんでしょう。
怒らなければいけないときに、なぜ黙っているんでしょう。
演じることをやめたとき
「怖くて怖くて」話せなかった話をすることができたとき
そのときあなたの目の前に現れるのは間違いなくあなたが思っていた景色と真逆の景色なんですね。
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正直で誠実であれば、
人はあなたをだますかもしれません。
それでも正直に誠実でいなさい。
マザー・テレサ